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EBSブートのAMIのEBS容量変更時の注意点

みなさん、こんにちは!フリューでモバイルサイト開発を行っているAWS大好きっ子の鷲見といいます。

今回はAWSのTIPSを1つ。

今年の7月後半にAWSのManagementConsoleでEBSブートのAMIのEBS容量を指定して起動することが出来るようになりました。

今まではManagementConsoleからはAMIごとに異なるデフォルトの容量でしか起動できず、EBS容量を変更するにはAPIを操作して起動する必要がありました。

これはかなり便利になったと思うのですが、一つだけ落とし穴があります。

起動した直後はEBSの容量の変更が認識されていないため、AMI毎に指定されている容量しか認識できていません。実際にdfコマンドを使って確認すると下のようになります。

上の画像の通り、20GiBを指定して作成したのですが、このAMIで元々指定されている8GiBしか認識されていません。

というわけでresize2fsコマンドを実行して、サイズの変更を認識させます。

 
 resize2fs [デバイス]
 

上の例のAmazon Linuxの場合は以下のとおりとなります。

 
 resize2fs /dev/xvda1
 

resize2fsコマンドの実行完了後に再び容量を確認してみます。

無事、容量が20GiBと正しく認識されました。

というわけでEBSブートのAMIのEBS容量変更時はresize2fsを忘れずに!

ちなみに実行中は少し負荷がかかる上、容量が大きくなると実行完了まで時間もかかるので、既に利用中のEC2インスタンスでは、タイミングを考慮して実行するようにしてください。

以上、AWS TIPSでした。