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SPAJAM 2023 本選 1日目(2023/11/11)

この記事は フリュー Advent Calendar 2023 の21日目の記事となります。

みなさん、こんにちは。

ピクトリンク事業部 商品技術開発部 の 足立 です。

2023/11/11 (土) 〜 2023/11/12 (日) の2日間で開催された SPAJAM 2023 に、フリュー株式会社はスポンサー*1として支援させていただきました。

今回、私はスポンサー枠として本選に参加したので、SPAJAM がどんな雰囲気で開催されているか、弊社メンバーを中心にレポートさせていただこうと思います。

この記事を見ていただいた方が「来年は参加してみようかな」という興味につなげられれば幸いです。

SPAJAM 2023 本選 午前の部

11時となり本選が開始されるはずでしたが、渋滞や工事の影響によりバスが大幅に遅れているとのこと。 参加者の3分の1が到着できていない状態となり、11時30分からの開催となりました。

遅延組には しじみ神 のメンバー2人もいたため、開始10分前に到着し慌ただしい状態から本選が開始しました。

ウォーミングアップ

SPAJAM では、まず前半に行う「アイディアソン」に向けて「(感情を)考える脳」に切り替えるためのウォーミングアップを行います。

今から24時間前の間に、感情(ココロ)が動いたこと」を思い返して、言語化していきます。

例えば「前から欲しいと思っていたスマホケースが、お店に入ったら入荷直後だけど1個だけ奇跡的に残っていた。ラッキー!!」とかです。

私自身も予選などでこのウォーミングアップを何度かやっていますが、「ココロが動いた」ことが日常生活の中で意外と少なくて難しいんですよね。


普段の日常の中で、無意識に感じ・変化している「ココロ」を認識し、かつ言語化する。

この記事を読んでいる皆さんもぜひ友達や同僚の方などと一緒にやってみてはいかがでしょうか? アイスブレイクとして気軽にできるので、仕事でもプライベートでも使えると思います。

テーマ発表

待ちに待った、テーマ発表の時間となりました。 今年のテーマは「推し」です!!

いわゆる「推し活」としても使われている、あの「推し」です。

会場の反応としては、そこまでのザワつきなどはない感じでした。

ほとんどの参加者の場合、テーマを聞いた時には頭の中で「どんなアプリにしよう?推しで連想できるものなんだろう?」と考えているせいか、意外と反応が薄いことが多い印象です。 私も何度か参加していますが、同じ様に「どんな感じのものを目指すか?」と考えてしまいリアクション薄くなりがちです。

本選などの場合は、参加者以外の方が大きいリアクションを取ることが多い感じです。

アイディアソン

テーマが発表された後はアイディアソンが開始されます。

アイディアソンとは、参加者全員でテーマに沿った様々なアイディアを創出・共有する場になります。 SPAJAM ではアイディアを出しやすくするためのフォーマットを用意してくれているので、手順を踏んでいくことでアイディアが出しやすい状態を作れます。

  • 「喜怒哀楽(ココロの動き)」の言語化
  • 「アイディアシート」の作成
「喜怒哀楽(ココロの動き)」の言語化

テーマである「推し」に対して「喜びを得る」「怒りを覚える」はどんな時かを考え、言語化し書き出していきます。 例えばこんな感じです。

  • 推しのことを一緒に楽しめる新しい仲間ができた時(喜び)
  • 推しのことを何も知らないのに、勝手なイメージで悪口を言われた(怒り)
「アイディアシート」の作成

「ハッカソンの中で作れるかどうか?」については気にせずに「あったら良いな」と思うアイディアを書き出していきます。 この時に「そのアイディアが ない状態 から ある状態 になった時にどの様な変化があるのか?」も一緒に考え書き出します。

アイディアシートはひとりで複数枚書くことも可能なので、2・3枚書いている方も何人かいらっしゃいました。

このアイディアシートがチームの未来を決めるものになるかも・・・?



多種多様なアイディアが出ていました。

午後から開始するハッカソンで開発するアプリをこのアイディアの中から採用するのか、あえて書き出さずに隠し持っているアイディアを採用するのか。

もしかすると、このアイディアソンのタイミングから戦いは始まっているのかもしれません。

ランチ休憩

午前の部も終わり、少し遅めのランチが始まりました。 ランチ風景です。

SPAJAM 2023 本選 午後の部

ひとときのランチ休憩が終わると、本格的に「ハッカソン」が開始されます。

「スタート!!」という合図はなく、午前の部が終わればあとは全てがハッカソンの時間になります。 ゆっくりランチ休憩を取るチーム、サクッとすませて部屋に戻りアイディア出しをするチームなど様々でした。

他のチームの状況は撮影できないので しじみ神 の開発風景を紹介させていただきます。

ディナー休憩

18時半ごろから、ディナー休憩の始まりです。とても美味しそうな料理が並んでいました。

ランチの時と同様に、チームの好きなタイミングで休憩をとりつつご飯を食べます。

途中報告会

SPAJAM では、1日目の20時ごろから「途中報告会」が開催されます。 各チームが「どんなアプリをつくろうとしているのか?どんな状況か?」を全チームに向けて発表します。

目的としては「つくっているものが被っていないか?軌道修正するべきか?」などを検討するための情報交換です。

どのチームも最初は「ぼかして発表」することが多いのですが、ファシリテーターの原さんからの鋭い質問により「話さざるおえない状況」になります😆

とはいえ、どこまで本音で言うかなどの戦略もありますが、変に隠さずに発表しておく方が後々自分たちのためになるのもまた事実かなとは思います。 この途中経過報告が、SPAJAM での唯一の「腹の探り合いの場」となります。

1日目のまとめ

「推し」がテーマで始まった SPAJAM 2023 前半戦とも言える1日もあっというまに終わってしまいました。

私も少しアイディア出しをしてみましたが、難しかったです。

「推し」をそのまま使うのか、少し視点を変えた「推しに関連」するものを使うのか?

2日目の成果発表が楽しみです。

SPAJAM 2023 本選概要

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