こんにちは!ピクトリンクのリアーキテクトチームのプロダクトオーナーをやっているRie🐱です。
テックブログリレー4日目を担当します☺️
3日目となる昨日はあかねんの「アジャイルスクラムのバックログ整理法8選!効率的なプロジェクト進行術」でしたね🔎
POとしてはとても学びが多く、整理整頓が苦手な私にピッタリでした📝活用していきます!!
非エンジニアに説明してみたシリーズ第2弾は開発改善についてです。
アジャイル開発における改善の大切さを理解する
アジャイル開発では「継続的な改善」が重要な原則の一つです。
しかし非エンジニアの立場から見ると改善活動が進行中の機能開発を遅らせるように見えることがあります。
この認識の違いにより衝突することって・・・ありますよね。
本記事では改善活動の価値を非エンジニアにも理解していただけるように説明してみます!
改善活動の例:料理とキッチンの整理
シナリオ
あなたは人気のカフェを運営しています。新メニューをどんどん投入することで売り上げを伸ばしたいと考えています。
しかし、キッチンは忙しすぎて混乱し作業効率が低下している状況です。
現状: シンクが散らかっており、調理器具が見つからず、料理を完成させるのに時間がかかっています
優先事項: 新しいデザートメニューを作りたい(機能開発)
問題の発生
新メニューの開発に専念した結果、キッチンの混乱がさらに悪化し料理の提供が遅れるようになります。
お客様の満足度が低下しスタッフの疲労も増大します。
改善活動の実施
作業効率を改善するために以下の施策を実施します。
キッチンの整理整頓: 必要な調理器具を見やすく、取り出しやすい場所に配置
プロセスの見直し: 食材の準備手順を最適化し、無駄を減らす
スタッフのトレーニング: 調理器具や新しい手順の使い方を全員に共有
改善の成果
これにより、キッチンの作業効率が大幅に向上し、新メニューの開発もスムーズに進むようになります。
お客様の満足度が高まり、結果的に売り上げも増加します。
開発現場への置き換え
ソフトウェア開発における「改善活動」は、次のような取り組みに例えられます。
コードのリファクタリング: 既存のコードを読みやすく保守しやすい形に整理する
開発環境の最適化: ビルド時間の短縮やテスト自動化を進める
チームのコミュニケーション改善: ミーティングの効率化や情報共有の強化
これらの活動に時間を割くことで将来的に開発速度が向上し、品質の高い成果物を提供できるようになります。
まとめ
改善活動は一見すると目に見える成果を妨げるもののように感じられるかもしれません。
しかしそれはキッチンを整理するようなものです。効率が悪い状態を放置すればするほど、作業が遅れ、最終的な品質に悪影響を及ぼします。
アジャイル開発では、改善と機能開発のバランスを取ることが成功への鍵です🔑
チーム全員がこの重要性を理解し協力することで、より良いプロダクトをより早くお客様に届けることができます🎁
テックブログリレー5日目はスクラムマスター村上さんの✨️「スクラムマスター実体験」✨️です!お楽しみに〜☺️